正岡子規の数霊

正岡子規の数霊は「世直しの人」です。

俳句を格調高い物に押し上げたり、
与謝蕪村を発掘したりと、数々の功績を残しています。

まさに、それまでの俳句会にメスを入れて
たてなおした人です。

 

景色37

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新人君が言うと誤解される俳句

あやまちは くりかえします 秋の暮   三橋敏雄

新人君が言うと、ぜーんぜん反省していないように聞こえる。

でも、この句
本当は「秋の暮」だから、人間界の愚かさとか、
悲哀を詠んでいるんでしょうね。

原発の再稼働に対して、賢き国民たちが
必死で止めている
そんな情景がぴったり。

景色27

言えたら気持ちいいだろうなと思う俳句

春は曙 そろそろ帰って くれないか   櫂未知子

なんて冷たい・・・と思うけれど、
曙ということは、一晩長居されたということ。
よくぞそこまで面倒見た。

そして、よくぞこのセリフを言った。

春のまったり感と、潔い一言が早朝のすっきり感と響く。

 

 

景色23

俳句とキャッチコピー

俳句とキャッチコピーを作っていく過程は全く一緒です。

でも、キャッチコピーには目を引くような言葉を
入れるのに比べて、
俳句は必ずしもそうではありません。

目立つ言葉はなくても、視点が新しい、
言葉の組み合わせが斬新、
そんな表現がよしとされています。

むしろ、目を引くような言葉はあまりにも
インパクトが強すぎて、
句全体の足を引っ張りかねません。

景色19

俳句と経済効率

プレバトに猿之助さんが出てらっしゃいました。
歌舞伎役者さんたちはみんな俳号を持ってる
という話を初めて知りました。

さすがにいい句を作ってらっしゃいました。

「満月に 相輪の影 ひとつあり」

夏井先生は「相輪」という言葉を
経済効率がいいと表現されていました。

たったこの一言で、五重塔の影が月にかかっていることが
表現できているからです。

俳句は経済効率の追求であるかもしれません。

景色16

人間は考える葦

パスカルは「人間は考える葦である」と言った。
でも私は、人間は蘆ではないけれど、
考えるのが好きな生き物であるとは思います。

俳句はたった17文字で表現数が故に
どの言葉を選択しようか、本当に考える。

でも、俳人たちを見ていると、それが楽しい
としか思えない。

今の学校教育は考えるということをあまりしない。
そして、会社に入っても、上司に言われたことを
考えないで、そのままやるように仕向けられている。

だからこそ、考える必要があるし、
考える楽しさに気づくのだ。

景色15

人はなぜ写真を撮りたがるのか

自分で句を作っていて思ったのですが、
景色を伝えると、意外と気持ちも伝わります。

逆に、気持ちだけ伝えようとすると
ほとんど伝わりません。

楽しい場所、きれいなものを見た時、
写真を撮って人に送るのは、
自分の気持ちわかってほしいからです。

写真に撮りたい景色を見つけたとき、
時には画という手段ではなく、
言葉という手段をとってみるのもいいと思います。

景色9