俳句と経済効率

プレバトに猿之助さんが出てらっしゃいました。
歌舞伎役者さんたちはみんな俳号を持ってる
という話を初めて知りました。

さすがにいい句を作ってらっしゃいました。

「満月に 相輪の影 ひとつあり」

夏井先生は「相輪」という言葉を
経済効率がいいと表現されていました。

たったこの一言で、五重塔の影が月にかかっていることが
表現できているからです。

俳句は経済効率の追求であるかもしれません。

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人はなぜ写真を撮りたがるのか

自分で句を作っていて思ったのですが、
景色を伝えると、意外と気持ちも伝わります。

逆に、気持ちだけ伝えようとすると
ほとんど伝わりません。

楽しい場所、きれいなものを見た時、
写真を撮って人に送るのは、
自分の気持ちわかってほしいからです。

写真に撮りたい景色を見つけたとき、
時には画という手段ではなく、
言葉という手段をとってみるのもいいと思います。

景色9

俳句と社会問題

作家の山口豊子さんはもともと新聞記者をやっていましたが、
作家になった理由として
「その方が社会問題を取り上げられる」
とおっしゃっていました。

新聞だと制約のあることでも、小説と言う形を使えば、
「フィクションです」といって、堂々と批判できます。

俳句も社会派の句を作る方がいます。
17文字しかないので固有名詞は入りません。
でも、イメージや感情は伝えることができます。

終戦記念日が近づくと、そんな句がたくさん見受けられます。

【俳句と社会問題】</p>
<p>作家の山口豊子さんはもともと新聞記者をやっていましたが、<br />
作家になった理由として<br />
「その方が社会問題を取り上げられる」<br />
とおっしゃっていました。</p>
<p>新聞だと制約のあることでも、小説と言う形を使えば、<br />
「フィクションです」といって、堂々と批判できます。</p>
<p>俳句も社会派の句を作る方がいます。<br />
17文字しかないので固有名詞は入りません。<br />
でも、イメージや感情は伝えることができます。</p>
<p>終戦記念日が近づくと、そんな句がたくさん見受けられます。

心を満たすには

自分が満たされていないと、
無駄遣いをしたり、暴飲暴食に走ったり、など
不条理な行動に走ったりします。

では、どうすれば満たされた状態になるのでしょう。

自分の心をまず知ること。
そして、認めることです。

人は、忙しいとか、面倒とか、
いろいろな言い訳をして自分の心を見ようとしません。

ある意味都合がいいからです。

嫌でも仕事をしなければいけない、
頭に来るやつと付き合わなければいけない、
そんな時に、心を見ていたら余計嫌になります。

でも、本当の解決方法は、
見ないのではなく、
見方を変えることです。

俳句は自分の心と向き合います。
そして、それを面白く、おかしく笑い飛ばす術を
知っています。

景色52

ダブル季語になる理由

俳句は1つの句に季語は一つですが、
2つ以上季語が入れてしまう人がいます。

そういう人は、素直な人です。

例えば、夏→暑い で俳句を作ろうとします。
だから、暑いものがどんどん頭に浮かんで、
あれもこれも入れてしまうのです。

そこをちょっと賺して見るのが
うまくいくコツです。

夏=暑い とは全然関係ないことを言って、
さりげなく夏の季語を添えるなどしてみると
いいと思います。

 

景色44

七夕はなぜ梅雨の時期なのか

今日は七夕ですね。
梅雨の時期真っ只中です。

毎年、大抵雨が降っていて、牽牛と織女は逢えないことが多いのですが、神様は1年に1度すら逢えないように意地悪をしたのでしょうか。

そんなことはありません。

七夕は秋の季語です。
旧暦で見るからです。

旧暦だと8月7日。梅雨も明けて、ピーカンです。
だから、毎年逢えるのです。

あぁ、旧暦のままだったらよかったのに。。。

景色37

日本最古の俳句の原型は・・・

俳句は、遡っていくと短歌にたどり着きます。

そして、日本最古の短歌は、
スサノオが詠んだとされる、

「八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣作るその八重垣を」

(雲が何重にも立ちのぼり、雲が湧き出るという名の出雲の国に、
八重垣を巡らすように、雲が立ちのぼる。
妻を籠らすために、俺は宮殿に何重もの垣を作ったけど、
ちょうどその八重垣を巡らしたようになあ)

という歌です。

神の時代から、日本人には575のリズムが刻まれていたのですね。

景色32

俳句と思いやり

句会をやるときには、いくつかの手順があります。

例えば、出した句を一度集めてばらばらに混ぜて清記をする。
これは、筆跡で誰の句かわからないようにするためです。

そして、選んだ句を読みあげるときには、
読み上げられた人だけ名乗りを上げます。
そうすることによって、呼ばれなかった句が
だれの句かわからないという仕組みになっています。

相手に対する思いやりの一例です。

景色27

いい句とは

いい句ってどんな句?とよく聞かれるのですが、

明確な答えはありません。

時代により、派閥により、まちまちです。

芭蕉の「古池や~」の句も、
高浜虚子が「全然ダメ~」と評しています。

絵を見て何となく好きがあるように、
俳句も自分の感覚で何となくいい
で選べばいいと思います。

普段「答えがある」生活に慣れてしまっているので、
自分の感覚を磨くのに俳句はお勧めです。

景色25

守破離を学ぶ

俳句はどれも575で季語がありますが、
人が作った句を見ていて、この人は俳句をきちんとわかっている人か、そうではないか、結構わかります。

季語が2つ入ってはいけないとか、切れ字があった方がいいとか、
文章化できるルールのほかに、
感覚的に会得していくものがあります。

この句は空を見上げて作っているのに、
季語が地面を見ている、というような。

俳句に限ったことではありませんが、
それだけ基礎の部分は大事だということです。

最近の日常生活では、
時間をかけて感覚的に会得という作業が抜けている気がします。

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