小林一茶の数霊

小林一茶の数霊は「まっしぐらな人」です。

雪とけて村いっぱいの子どもかな
雀の子そこのけそこのけお馬が通る

動物や子供をそのまま俳句にした
純粋さはそこから出ているのかもしれません。

景色40
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俳句とキャッチコピー

俳句とキャッチコピーを作っていく過程は全く一緒です。

でも、キャッチコピーには目を引くような言葉を
入れるのに比べて、
俳句は必ずしもそうではありません。

目立つ言葉はなくても、視点が新しい、
言葉の組み合わせが斬新、
そんな表現がよしとされています。

むしろ、目を引くような言葉はあまりにも
インパクトが強すぎて、
句全体の足を引っ張りかねません。

景色19

俳句と経済効率

プレバトに猿之助さんが出てらっしゃいました。
歌舞伎役者さんたちはみんな俳号を持ってる
という話を初めて知りました。

さすがにいい句を作ってらっしゃいました。

「満月に 相輪の影 ひとつあり」

夏井先生は「相輪」という言葉を
経済効率がいいと表現されていました。

たったこの一言で、五重塔の影が月にかかっていることが
表現できているからです。

俳句は経済効率の追求であるかもしれません。

景色16

人間は考える葦

パスカルは「人間は考える葦である」と言った。
でも私は、人間は蘆ではないけれど、
考えるのが好きな生き物であるとは思います。

俳句はたった17文字で表現数が故に
どの言葉を選択しようか、本当に考える。

でも、俳人たちを見ていると、それが楽しい
としか思えない。

今の学校教育は考えるということをあまりしない。
そして、会社に入っても、上司に言われたことを
考えないで、そのままやるように仕向けられている。

だからこそ、考える必要があるし、
考える楽しさに気づくのだ。

景色15

人はなぜ写真を撮りたがるのか

自分で句を作っていて思ったのですが、
景色を伝えると、意外と気持ちも伝わります。

逆に、気持ちだけ伝えようとすると
ほとんど伝わりません。

楽しい場所、きれいなものを見た時、
写真を撮って人に送るのは、
自分の気持ちわかってほしいからです。

写真に撮りたい景色を見つけたとき、
時には画という手段ではなく、
言葉という手段をとってみるのもいいと思います。

景色9

俳句思考

禅とか、仏教の考え方を取り入れましょう
という本が最近出てきました。

私も賛成です。
心を落ち着けたり、考え方をちょっと変える
だけで、見える世界が変わってきます。

でも、俳句はその考え方に基づきつつ、
自分の頭で考えたことを具体的な言葉にまで
落とし込みます。

最強です。

景色7

季語のない俳句

ネットに上げられている作品を見ていると、
季語のない俳句をときどき見かけます。

*季語が必要なことを知らないのか
*季語を忘れたのか、
*意図的に季語を入れていないのか

そんな風に読者にいろいろを考えさせる点で
あまり賛成できません。

俳句は季語があるからこそ、イメージを膨らませることができるのです。

意味もなう季語を外すべきではありません。

景色5