歳時記の楽しみ方

春の季語の中に「ヘリオトロープ」という季語があります。
お花の名前ですが、私はこんなお花があるって知りませんでした。

紫陽花っぽいですけど、香水の原料になるようです。

文字数も多いし、たくさんあるお花の中で、どうしてこれが季語になったのか不思議です。

季語の中には、歳時記を見て初めて知ったというものがいろいろ載っています。

ちょっと視点を変えて、そんな風に歳時記を見てみると、
面白いかもしれません。

ヘリオトロープ

 

 

 

 

 

俳句の鑑賞の仕方に現れる性格

例えば、
人が書いた書に勝手に赤を入れるなんてことはしません。
人が描いた絵に勝手に筆を入れるなんてこともしません。

でも、俳句は勝手に直したがる人が結構います。
俳句も「作品」であるということがわかっていないのです。

「自分だったら・・・」はご法度です。
自分の作品ではないのですから。

同じ直すのでも、
相手の想いを聞いて、「こうした方がよくなるよ」と
相手軸の人と、
自分の好みに書き換えたがる、自分軸の人がいます。

その傾向は、おそらくほかの場面でも現れることでしょう。

一番いいのは、その人の作品をそのまま理解しようとすることです。
なぜ作者はこう詠んだのだろう?
どういう情景だったのだろう?

自分目線を離れると、俳句の作り方も、相手に対する思いやりもどんどん広がっていきます。

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芸能人の俳句力

TBSの「プレバト」という番組をご存知ですか?
芸能人たちが本当に才能があるか、いろんな角度から
勝負をする番組です。

その中で、俳句力を競うコーナーがあります。

昨日は特番で、かつての文豪たちゆかりの地を回りながら
俳句を作っていくというのをやっていました。

最初は全然作れなかった人もコツをつかんでうまくなっていくし、仕事柄物をよく見ていて最初からうまい人もいるし、
さすが、この業界で活躍している人たちだと思いました。

少しは俳句に親近感持ってもらえると思うので、
見てください。木曜19時からです。

ちなみに、このコーナーの夏井いつき先生は、
あき竹城さんとキャラ被ってますけど、
「俳句甲子園」を立ち上げたという、
俳句に対する情熱はものすごい方なんです。

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日本文化への情熱

この前、たまたま「ちはやふる」という漫画を見つけました。
競技かるた(百人一首)を舞台にした漫画です。

主人公が百人一首が大好きで大好きでたまらない
というのが伝わってきます。

同じ日本文化を好きな者として、とても共感できます。

この漫画読んでもらえれば、
私がこんなに俳句好きなのも少しは理解してもらえるかも。

ちはやふる

俳句と経営者

経営者は孤独だなどとよく言います。

決断に間違いはなかったか、
本当は困っている。

誰にも相談することができません。

でも、そのつらい気持ちを俳句なら
気楽に表現することができます。

俳句にすることで、悩みは「作品」に昇華するのです。

私がいた会社の会長は著名人俳句大会にも
よく出られていた方ですが、
そんな経営に対する迷い、つらさを詠んだ句を
いくつか作っておられました。

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俳句ときれいな言葉

小林正観さんの本に
「自分が発したものが、自分に還ってくる」
という話が載っていました。

だから、汚い言葉、ネガティブな言葉を発していると、
それが自分に還ってくるのだと。

だったら、きれいな言葉を発して、
気持ちいいことが還ってくるといいですよね。

日本語には美しい言葉がたくさんあります。
俳句をやっていると、いつも美しい言葉に巡り逢えます。

たとえ嫌なことがあったとしても、
それをきれいな言葉で面白みを持たせて表現してみれば
浄化される気がします。

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俳句と好奇心

俳句をやったことがないという人に、俳句を作ってみましょうと言うと、
「えー、わからない」という人と、
「面白そう」という人に分かれます。

季語なんて私も使ったことがないものがたくさんあります。
初めてみたときは読み方も意味も分からないものも当然あります。

だからわかろうとしてみるのか、
わからないから避けるのか、

それはその人の考えグセを表しています。

俳句を作ろうと言ったら、あなたはどんな反応をしますか?
自分はどういう考えグセでしょうか。

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