師系をプロファイル

私の師系をプロファイルしてみます。

私の先生が釉子先生、その先生が草田男先生・・・という流れです。


柿くふも今年ばかりと思ひけり   正岡子規

去年今年貫く棒の如きもの    高浜虚子

降る雪や明治は遠くなりにけり  中村草田男

未来図は直線多し早稲の花    鍵和田釉子

師系が下るのと一緒に作者の居る地点も動いています。

子規は病弱だったので「未来なんてありえない。今からどちらかというとむしろ向きな過去」という地点。

虚子は、子規を引き継いだからでしょうか「去年を引き継いで今」という地点。

草田男は「周りが高度成長期でどんどん未来に進んでいる。だからこそ時には過去も懐かしい」という地点。

釉子は「完全に未来」。まだ20代のころの句で、未来はまっすぐ拓けているの!という句。

・・・その弟子である私はどこにいればいいんだろう。

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怒りを俳句で表現する

大人になるとなかなか「怒り」を人前で表現できなくなりますよね。

でも、

我慢は体に悪い。

陰で悪口を言うのは品がない。

飲みに行ったり、カラオケに行って発散するのは、悪くないけど

お金も時間もかかる。

 

そんな時、俳句はどうですか。

面白さを含みながら、あるいはウィットに富みながら、

お金もかけずに、自分の怒りを表現することができます。

 

曲水や挨拶もせぬ説教師

 

実際には、セミナー講師だったと思いますが、

こちらから挨拶をしてもツーンとしている人がいました。

その時の、ちょっとカチンときた思いをこのように表現してみました。

 

社長のんき氷苺の歯にしみる

 

会社勤めをしていて、当時の社長があまりにものんびりしているので

イライラしていることがありました。実際に歯にしみたわけではないのですが、

「痛い」という思いをこのように表現しました。

 

皆に見てもらって笑ってもらえると、ちょっとスッキリします。

俳句vsキャッチコピー

コピーライターさんの書いた本を読んでいました。

俳句の作り方と、コピーの作り方は全く一緒であることを知りました。

 

1.100くらい作って、その中から厳選いくつかを選び、さらに推敲を重ねていく。

2.「こりゃそうだろう」でも「そうかな?」でもなく、「そういえばそうかも」のラインを狙う。

3.奇をてらっていればいいというわけではなく、みんなにわかるけれど、ちょっと新しい視点。

 

俳句はアーティストであるのかもしれませんが、賞を取ろうと思ったら万人受けのラインを狙います。

 

本当に書いてあることは俳句も同感ですという感じでした。

 

そして、これをやっていると、アイディアを生み出す力、ボキャブラリーを増やす力、

検索力(重要なキーワードを抜き出す力)など、さまざまな力が身についてきます。

俳句はすごくビジネススキルに役立つと思います。